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たまっぱ
クレちゃん

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今日、12月2日金曜日、(あ、日付変わってしまいましたね)我が愛猫のクレタが、とうとう逝ってしまいました。


血尿がひどくて、11月11日金曜日に行きつけの動物病院で診てもらったら、超音波検査の結果、膀胱に腫瘍があるとの事。
二カ所あって、一カ所はこの病院で取り除けるが、もう一カ所は尿管に近いので、専門医でないと手術が難しいので、大学病院の獣医学科を紹介してもらい、そこでの手術を勧められました。


16日水曜日、泌尿器の手術の専門家である大学病院に行ったのですが、年齢(13歳)の事を考えると、体力が持たないかも知れないので、抗癌剤ではないけれど、腫瘍を小さくするのに有効な薬があるので、それを服用して効果を期待した方がいいのでは、と言う先生の見解でした。

3時間にもわたる病院での検査に、車での移動も結構な時間を費やしたので、かなり疲れた様子だったし、この先マメに看ておかないと心配なので、連れて帰るのは自宅でなく仕事場にしました。
そこから行きつけの動物病院に通って、治療する事になりました。


最初ヤツは、見た事もない場所や、知らない匂いに興味津々で、新しい部屋での生活を楽しんでいました。
好きな場所は、階段の吹き抜けの1000%ベアブリックが置いてある場所、人間には落っこちそうで行けない場所なのです。さすが猫。

そんな感じで、KURZWEILの上に乗ってゴトゴト言わせてみたり(お気に入りの場所その2)、階段と机の上を行ったり来たりと、割と元気そうな感じには見えたんですが、食欲がほとんどありませんでした。


食べるのが大好きで、私が冷蔵庫の前に立つと、必ず横でキッチリ座っていたり、ご飯を食べていると茶碗にまで手を突っ込んでいた「何食べてんの」みたいなクレちゃんでしたが、何だか食に興味なさそうな感じでした。
珍しく。本当、珍しかった。

…そう言えば、冷蔵庫開けるのが得意で(梃子の原理を使っていた)、一台ぶっ壊してたな…。


その時は、単に知らない場所に来たので、落ち着かず、ご飯どころじゃなかったんだろう、って、落ち着けばいつものように食べだすんだろう、って思っていました。


でも、食べてもらわにゃって事で、好きそうな缶詰なんかをアレコレ開けてみたり、いつも食べているドライフードに焦がし鰹節で風味を付けたり、海苔を炙ったのをちぎったりと、色々工夫したんだけど、なかなか食べてくれませんでした。
海苔は私がおにぎりを食べていると一緒に嘗めに来るぐらい好きだったのに。
最後には、切り札のホタテ貝柱焼き、なんかを出しました。これはさすがに食べてくれた。


でも他のご飯は、量を食べたと思ってもすぐに吐いちゃって…。
そして、だんだん食べなくなってしまいました。水も殆ど飲まずでした。

お腹になんにも入っていないはずなのに、吐くばっかりで、とても辛そうでした。
病院では、薬の効果があったのか、腫瘍は大きくはなってはいない、との事だったのですが…。


その後、病院で教わった皮下点滴も、コワゴワ自分で出来るようになったりして、順調に行っているように見えたのですが、
今日、(あ、昨日か、)夕方頃、キュータ(11歳)の世話のため、自宅に行き、即戻って来てクレちゃんの様子を見たら、何か息苦しそうにうめき声をあげて痙攣していました。


私は、焦って病院へ行く準備をして、クレちゃんをキャリーバッグに運ぼうとした時、布団の上で、クレちゃんの体勢、何かちょっと変だな、って思ったんです。
その時、逝ってしまったんだ、と感じました。
オパールのように美しく輝く瞳は開いたまんまでした。


そんな訳で、今は弔いの時間です。


病院の先生方が、身体をきれいにしてくれて、目も閉じさせてくれたので、まるでまだ眠っている様です。
毛もふっさふさ。


今、丁度BGMは「G線上のアリア」です。

いつもは、全く感じないお香の匂いも今日は感じます。なかなかな花のいい薫り。
クレちゃんの近くにも花を飾ってやりました。

いつもなら、花なんて買って来た日にゃ、爪でバシバシやったり、食い千切ったりで、5分で花も葉も散り散りですけどね。


でも、案外早かったです、逝っちゃうの。
猫だから、小さきものだから、一応覚悟はしていたんですけどね…。
あと、せめて3年くらいは生きて欲しかったな。イヤイヤ、もっともっと、できるだけ長く。
自信はあったんですけどね…。


私は、と言えば、大分落ち着いてきました。
時々、猛烈な喪失感が襲ってきますが、自分で「大丈夫、」とか言いながら、励ましています。


13年前の6月、あの雨の日に、タイトー中央研究所で、小っちゃかったクレちゃんに出会わせてくれた事、私に幸せを与えてくれた事、そして、クレちゃんをこの世に送り出してくれた神様に感謝です。

中研でクレタを可愛がってくれた皆様、そして、クレタに関わってくださった皆様、本当にありがとうございます。


多分、幸せだったんだと思います。
私も幸せだったから。



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